国家工商総局 商標評価を整理し、信頼性のあるブランドランキング制定へ
11月8日に中華商標協会主催の2014年中国国際商標・ブラントフェスティバルが江蘇省蘇州市において開催された。現在、商標評価の過剰さ、密室での談合等の問題について、国家工商総局は関連機関と共同で改善する予定であると、国家工商総局の劉俊臣副局長は述べた。
9月末現在、中国の商標登録申請件数は累計1,500万件に上り、累計登録量、有効登録量は12年間連続して世界一位となっている。過剰登録、休眠商標等の現象も多数発生していると劉俊臣副局長は述べた。また申請登録商標は2,000件余り、3,000件余りもあるのに対して、実際に使用されたのは2,3件、5,6件だけであり、休眠商標になっているものが圧倒的多数という企業もあった。また、利益のため、耳触りのよい、実用性のある商標を登録し、チャンスを待って他社に転売するという会社もあると劉俊臣副局長は話した。
劉俊臣副局長によれば、国家工商総局は関連商標、ブラントランキングを制度化し、工商行政管理機関を通じてマーケット情報、商標登録情報等のリソースメリットを把握し、科学的、客観的、公正なブランド価値における評価体制を樹立し、信頼性のある商標ブラントランキングの確立を検討しているとも述べた。
(人民ネットより)
作成日:2015年01月04日