商務部、外資系病院に対する医療保険適用の可否について検討予定
商務部新聞弁公室は本日「行政のスリム化及び行政審査制度改革の深化」をテーマとした記者会見を行った。外国投資管理司の邱麗新副司長は「外資系病院に対し医療従事者、関連医療施設、医薬品を含め、国内病院と同様の医療保険を適用できるかどうかについて、現在検討中であり、外資系病院がよりよいサービスをより多くの患者に提供できるよう、この問題を適切に解決できることに努める」と述べた。
9月23日に商務部新聞弁公室は記者会見を行い、商務部がここ一年あまり行ってきた政府機能の転換、行政審査項目の撤廃・権限移譲といった行政のスリム化に関する状況について紹介した。商務部新聞弁の胡鎖錦副主任が記者会見の司会を務め、商務部弁公庁の王学坤副主任、外国投資管理司の邱丽新副司長、対外貿易司政策処の張力処長が記者会見に出席し、記者からの質問に回答した。
外資系病院に医療保険を適用できるかどうかについて、邱麗新副司長は「中国は大国であり、医療従事者と患者も様々であり、消費レベルの高い消費者層集団もいれば、普通の患者もいる。医療システム全体において基本的な医療ニーズを保障することを前提とすべきであり、外資を含む様々な主体を参入させ多様化を図り、各消費者層、患者ごとにそれぞれ異なるサービスを提供したい。外資系病院の設立後、医療従事者や関連医療施設、医薬品を含め、外資系病院に対し国内病院と同様の医療保険を適用できるかどうかについて、現在検討中である。」と表明した。
邱麗副司長は「外資系病院は消費者ごとに異なるサービスを提供できるよう更に推進するとともに、進んだ管理モデルを導入することで、国内病院の補足作用を果たすだけでなく、競争の促進を促すことを強く期待している。外資系病院がよりよいサービスをより多くの患者に提供できるよう、この問題を適切に解決できることに努めたい。」と述べた。
(法制ネットより)
作成日:2014年11月11日