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北京で「中国式道路横断」に対して反則金を科すことに

 北京の交通管理機関によれば、一定期間の指導、教育期間を経過した後、北京では5月6日より全市の範囲内において、制止を聞かずに率先して赤信号を無視して「中国式道路横断」した者に反則金を科すこととなった。

  北京の交通管理機関は、5月6日より交通管理機関は全市の範囲内で歩行者及び非機動車(自転車等を指す)による交通違反に反則金を科すことを開始すると発表した。主に制止を聞かずに率先して赤信号を無視して違反した者を処分するという。朝陽交通支隊呼家楼大隊の郭暁強副大隊長は、交差点の一方から交通警察官と交通管理協力員が歩行者及び非機動車が信号を無視して横断しようとすることを制止したとき、それでも横断を強行した場合、交差点の反対側の交通警察官は率先者に反則金を科すと説明した。これまで、「中国式道路横断」行為については、交通管理機関は主に指導、教育を行ってきた。しかし、それでも制止を聞かずに率先して違反する歩行者及び自転車について、今後は状況を見て反則金を科すという。 

 北京交通管理機関は、4月11日の午前、歩行者及び非機動車の交通違法行為に対する集中取り締りを行った。朝陽区東三環双井橋下の取締現場では、交通警察官と交通管理協力員が現場で指導しても、多くの歩行者及び非機動車が信号を無視して横断していた。「大多数の人は、道路を横断する際に信号を見ているのではなく、車を見て横断している。車が来なければ横断し、車が来たら漸く停止する。」現場の交通管理協力員は、こう話した。この日午前の取り締り活動においては、警察官と交通管理協力員は主に信号を無視して道路横断しようとする歩行者及び非機動車を制止し現場で指導と教育を行った。そのうち赤信号を無視した歩行者と道路を逆走していた自転車は、制止を聞かずに当該行為を強行しようとしたため、それぞれ交通警察官より人民幣10元と人民幣20元の反則金を科された。

 北京の交通管理機関は、「中国式道路横断」行為を指導すると同時に、交通管理機関も全市の交差点の道路横断設備、信号設備等を合理的に設置し、歩行者及び非機動車が安全に通行できる条件を提供すると述べている。

(新華社より)

作成日:2013年04月15日