山東省最低賃金基準を引き上げ―最低月給950元に―
先日、山東省政府常務会議は、2012年3月から再度最低賃金基準を引き上げ、最低月給は各地の発展レベルを基準として人民幣1,240元、人民幣1,100元、人民幣950元の3ランクとすることを決定した。
山東省政府は、今回の最低基準引き上げは、国及び山東省の関連規定に基づき、山東省の経済・社会の発展の実情を踏まえ行うものであると述べた。これと同時に1時間当たりの最低賃金基準も調整し、調整後は人民幣13元、人民幣11元、人民幣10元の3ランクとすると発表した。
昨年、山東省の最低月給基準は人民幣1,100元、人民幣950元、人民幣800元の3ランクであり、1時間当たりの最低賃金基準は人民幣11.5元、人民幣9.8元、人民幣8.7元の3ランクであった。
山東省人力資源・社会保障事業発展「第12次五カ年計画」要綱は、合理的で秩序ある賃金収入分配システムを速やかに構築し、不合理な賃金格差を食い止め、次第に縮小してゆき、「第12次五カ年計画」期間の最低賃金基準の上昇率を年平均13%以上にしてゆくことを提案している。
（新華ネットより）
作成日：2012年03月02日
