李克強首相~更に外資の投資環境を整え、中国資本・外資系企業を同一待遇に
3月5日、第12期全国人民代表大会第5回会議が北京で開幕した。この席上、李克強首相は、政務について、次の活動報告を行った。
更に外資の投資環境を整えていく。外商投資産業指導目録の改訂を行い、サービス業、製造業、採鉱業への外資参入許可を、更に緩和していく。外資系企業の中国国内での上場、債券発行をサポートし、国の科学技術計画プロジェクトへの参入を認める。ライセンス許認可、基準の制定、政府調達、『中国製造2025』の政策適用等の面において、資本の国内、国外を問わず同一の待遇が受けられるようにする。
地方政府は、法定の権限の範囲内で、外資系企業の誘致及び外資の導入にかかる優遇政策を制定し、公布することを認める。ハイレベルの自由貿易試験区を11箇所で建設し、蓄積された経験を中国全体で共有するべく普及させていく。対外投資が健全かつ適切に発展を遂げるよう導いてゆき、リスクヘッジ能力を向上させる。中国は、対外開放の門戸を更に開いて、最も魅力のある外資の投資先となるよう、引き続き努力を続けるべきである。 (中国ネットより)
作成日:2017年03月10日