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環境保護制裁金3万元の納付を遅延したため、6万元に

青島市城陽区のある会社は現地の環境保護機関からの調査を受けたところ、環境アセスメントにかかる審査・認可を受けずに操業を開始したことが確認されたため、法に基づいて3万元の制裁金が科された。しかし、この会社は制裁金の納付を遅延したため、環境保護にかかる制裁金は、最初の3万元から6万元に膨れ上がった。この企業は引き続き納付しなかったため、環境保護機関は、裁判所に強制執行の申し立てを行うこととした。

 当局からの説明によれば、城陽区環境保護分局は、巡回調査の過程で、城陽区街道西旺疃社区に位置する某社が環境アセスメントにかかる審査・認可を受けず、環境保護付帯処理施設を建設する必要があるのに検収も行わず、熱転写プリントシートの生産を正式に開始したことを発見した。この会社は、関連規定に違反しているため、城陽区環境保護分局は、2015年9月18日に、この会社に対して制裁金3万元の行政処分決定書を発行した。しかし、この会社は制裁金を納付しなかったため、城陽区環境保護分局は今年4月18日、行政制裁金3万元及び追加の制裁金3万元の納付を求める行政強制執行事前催告書を発行したが、この会社はそれでも制裁金を納付しなかった。5月11日、青島市環境保護局は、城陽区環境保護分局が法に基づいて裁判所に強制執行の申し立てを行うことを公表した。

 (半島都市報より)

作成日:2016年05月30日