上海聯交所、財産権市場企業増資業務規則を公布
上海聯合財産権取引所より提供された最新の情報によれば、深圳聯合財産権取引所と共同で国内財産権市場企業増資業務規則を公布したとの事である。これは、財産権市場の機能に対する重要な拡大であり、財産権市場を媒体として、規則の統一化を早める試みを行い、国有企業の増資と株式拡張市場取引を制度化し、非大衆企業のために融資サービスを提供し、財産権と株式の有効な流動を促進するための試みである。
上海聯交所の呉紅兵副総裁によれば、かつて財産権市場が人々に持っていたのは、経営不振の国有資産を市場取引価格により譲渡するためだけのものというイメージだったという。しかし、新ラウンドの国有資産改革の国有資産の運用は更に成熟したもので、優良な国有資産の貯蔵量を用いて資本の大幅な流入を吸収し、また貯蔵量を用いて譲渡と株式拡大の增量を同時に実現することができるようになるという。
把握しているところでは、今回打ち出された財産権市場界が初めて共同で公布した増資業務規則において、初めて「両輪公告」モデルを採用された。増資者は、先ず事前公告を発表し、その後で財務諸表等の書類を提出し、その後で改めて正式な公告を発表し、増資案、投資価値分析、重大事項等の書類を提出することができるという。取引関係者によれば、これは情報開示の透明化にとって更に有利であり、市場の双方向性が更に充分となり、市場の選択肢にも更に大きな空間が生まれることになる。
深圳聯交所の建東総裁は、増資取引は、国内財産権市場の新たな成長ポイントとなるため、取引の柔軟性と取引手順上の監督管理に有効なバランスを図るべきだと考えている。今回、上海と深センの2地区が共同で増資業務規則を公布したことも、今後全国統一の財産権市場規則システムを確立することに基礎を打ち立てることになるだろうという。
(新華ネットより)
作成日:2015年10月26日